沈思黙考

先日我が家にこんな小包が届きました。



ゆ、湯浅先生！
お正月に送ったファンレター兼年賀状の返事が返ってきたのです！
しかも、サイン入りのけずり武士一巻も入っていました。



うわあああすごいすごい！！
一生の宝にします。

今回初めて漫画家さんにファンレターというものを出してみたわけですが
まさか返事が返ってくるとは思ってもみませんでした。
私はてっきり、漫画家さんは毎月埋もれんばかりにファンレターを受け取っているものとばかり思ってだんですが、案外そうでもない…？
今はネットがあるので、手紙という形式で貰う機会が余計に少ないのかもしれません。

好きな作家さんがいる方は感想送ってみるといいです。
応援してるって気持ちが伝わるのはなかなかいいものですよ。

湯浅ひとしの田舎刑事を読みました。
ヒトシじゃなくてひとしです。ひらがなの方です。

「凶獣よ荒野へ」に続くコミックス２作目。
群馬県警富井署の名物刑事・ランディーこと桑田ランディーたけしと美人刑事・相染今日子（処女）を主人公としたバイオレンスアクションコメディ。

印象としては「けずり武士」の食欲部分をセックス＆バイオレンスに置き換えた感じ。
ご飯食べてるシーンより蹴られてor殴られて嘔吐してるシーンの方が多い（笑）
絵に関しては「凶獣よ荒野へ」に引き続き劇画調。細かいところまでミッチリとかかれた背景は見ものです。
１作目は完全にシリアス作品でしたが、今回はコメディなのでデフォルメ顔がちらほら。
そのあたりに「耳かきお蝶」や「けずり武士」の絵柄の面影が見てとれます。


そして何気に気になるのが、空きページに湯浅先生が漫画家になった経緯が載っていること。

「二十歳の時に群馬県高崎市の役所に就職と同時に8ページのギャグ漫画が雑誌に採用される。
以後漫画家として独立したいと野望を抱いている時、漫画家志望の”K"と出会う。
空の酒瓶を部屋に散乱させて日夜漫画ばかりかいているKの姿に触発されて退職。
退職して持ち込みをするがサッパリ売れず、上京して政岡としや氏のアシスタントとなる。
上京から3年後モーニングの編集者に拾われる。」

あまりネットにも情報転がってない作家さんなのでこれは貴重ですね。
……「凶獣よ荒野へ」の写真見て結構年くってると思ったけど実は20代かそこらの写真だったのでは…ｗ

何やらとっぽい兄ちゃんが出てきましたね。
メインの女子高生二人よりキャラによっぽど厚みがあるように感じるのは気のせいではないはず…（＾o＾；
2話の「なんだ女子高生」のコマで全部持って行かれた感じ。
湯浅先生の描く男はカッコイイなぁ…。

3話ともアクションシーンが最高。
肉感のある四肢の描写が良い！
一撃一撃に腰が入ってる感じはそこいらのスタイリッシュアクションものでは
そうそう見られない代物ですよ！

続きは単行本を待とうかな…。
他の掲載作品は下ネタきつくってちょっと苦手です。
妄恋は好きｗ

追記
空拳乙女も第1話公開されてるみたいです。かっこいいですよ！

遅ればせながら新連載の感想を。

正直、「女子高生の空手マンガ」と聞いた時には「う～ん…」という感想でしたが。

開いてみれば冒頭1ページ目から明らかに普通の高校空手を描こうとはしてないですよねコレ…。
主人公の古代趣味と合わせて、古流空手を描こうとしてるのかなと予想。
やはり切った張ったの世界の作家さんなんだと思います。

絵はかわいいですねぇ。
湯浅先生のこのデフォルメっぷりは、見ようによってはらきすた・けいおん系の萌え絵に
匹敵するんじゃないですか！（え？違う？）
そしてまさかのパンチラシーンにどぎまぎ。
よく考えれば耳かきお蝶でもお色気シーンはありましたし、
凶獣よ荒野へではレイプ殺人のシーンをかなり直接的に描いていたので
今更驚くことでもないんですが…。
そこはその…女子高生マジックでしょうかｗ
あとは主人公が横座りしてるコマの太ももへの魂のこもりっぷりにニヤッとしてしまいました。

あまり雑誌は買わないんですが、しばらくアクション買ってみようかな？
次回にも期待！

が読めない！

「けずり武士」湯浅ヒトシの新作は女子高生の空手マンガ

生活圏内で最も大きい本屋さん（アクション置いてるのそこしか知らない）に、
発売日に嬉々としてはせ参じたにも関わらず、見つからない。
レジで聞いたら売り切れだそうで。

ワシのヒトシが！！！！

なに、アクションてそんなに売れてるの？
チラっと端末の画面見たら「入荷3冊」だったけどさ…。
それもどうなのよ…。

湯浅ヒトシの新連載…。この日がくるのをどれほど心待ちにしていたことか。
昨日から生殺し状態でして、大変ストレスフルで御座います。

仕方がないのでネット注文しようかな？
届くまでけずり武士でも読んで我慢します。
1話読んだときの衝撃と言ったらもうね。